ジムのトレーナーさんにこんな事を言われた経験はありませんか?
☑たんぱく質を多く摂取しましょう!
☑プロテインがおすすめです!
☑このアミノ酸のサプリメントがいいですよ!

なんでさんと同じ事を思っている方も多いはず。たんぱく質・プロテイン・アミノ酸、いまいちわからない方のために解説していきます!!
たんぱく質の正体
そもそもタンパク質とは何か。
たんぱく質はお肉やお魚、乳製品、大豆などに多く含まれている栄養素です。このたんぱく質を英語で言うと”プロテイン” 。ギリシャ語のプロティオス(第一・一番という意味)が元になっています。由来の通り、人の身体でとても重要な役割を担っいて、人の身体の15%~20%がたんぱく質でできていると言われています。ボディメイクには欠かせない栄養素と注目され、意識して摂取していきたいものになります。

このたんぱく質、実はアミノ酸という小さな単体のものが、鎖状に繋がっているんです。
アミノ酸の集合体(たんぱく質)を摂取すると、一度体内でバラバラに分解されてアミノ酸になり小腸で吸収されます。そしてそのアミノ酸は体内に存在するアミノ酸と合体して、人の身体に役に立つたんぱく質へと変化します。
では次に、どんなたんぱく質がどんな役割をしているのか簡単に説明していきます。
●構造たんぱく質・・・筋肉や骨、髪の毛、皮膚などをつくる(コラーゲン)
●収縮たんぱく質・・・筋肉を伸び縮みさせる(アクチン・ミオシン)
●防御たんぱく質・・・免疫力アップ(グロブリン)
●貯蔵たんぱく質・・・栄養素の貯蔵(フェリチン、へシデリン)
●輸送たんぱく質・・・栄養素や酸素を運ぶ(ヘモグロビン、アルブミン)
●調整たんぱく質・・・細胞内のタンパク質の調整(カルモジュリン)
●酵素たんぱく質・・・酵素を作り出す

アミノ酸の正体
アミノ酸は、体内で作られるものと、食べ物から摂取しなければいけないものの2種類があります。
体内で合成できるものを非必須アミノ酸。体内で合成できないものを必須アミノ酸といいます。
ボディメイクで大切になってくるものが必須アミノ酸。こちらは全部で9種類あるのですが、今回着目していきたいのが3種類。
①ロイシン・・・筋肉や肝臓を強化する。ストレス緩和効果もあり。
②イソロイシン・・・筋肉や肝臓を強化する。皮膚や爪、髪などの健康を保ち疲労回復にも効果あり。
③バリン・・・筋肉や肝臓を強化する。肌を綺麗にする効果もあり。
この3つを分岐鎖アミノ酸といい、サプリメントのパッケージにはBCAAと書かれている事がよくあります。アミノ酸単体なので吸収が早くボディメイクとの相性のいいサプリメントとして使用される事が多いです。
プロテインの正体
はじめにお伝えした通り、たんぱく質=プロテイン(英訳)
ここ最近の日本では、プロテイン=サプリメントとしての認識が大半かと思います。
マッチョさんが水とパウダーをシャカシャカ混ぜて飲んでいる"アレ"、コンビニや薬局のドリンクコーナーに置いてある"アレ"です!簡単に言えばたんぱく質(アミノ酸の集合体)が簡単に摂取できるサプリメントなのですが、このプロテインいくつか種類が分かれているので紹介していきます。
①ホエイプロテイン
牛乳から作られるもの。ヨーグルトの上の透明な液体、あれがホエイの正体です。
特徴 吸収スピードが速い
②ソイ(大豆)プロテイン
大豆から作られるもの。日本人は乳糖不耐症の人が多く(乳製品が身体にあわない)お腹を下してしいがち。ソイなら乳が含まれないので、そういった方でも摂取できるのが嬉しいポイント。
特徴 吸収スピードがゆっくり
③カゼインプロテイン
牛乳から作られるのですが、ここから脂肪とホエイを取り除いた残りの固形成分からできています。
特徴 吸収スピードが遅い

まとめ
いかがだったでしょうか。小さな単位のアミノ酸が連なったものをたんぱく質。たんぱく質を英訳するとプロテイン。現在の日本の認識ではプロテイン=たんぱく質サプリメント。といった感じです。
たんぱく質は、不足しがちなので日頃から意識して摂取していきましょう!