今回は扁平足によって姿勢が悪くなるケースが多いので、扁平足に関する記事です。
現代のシューズはクッション性が優れているため、足の指を使うことが少なくなりました。
それによって、現代人の足の形は少しずつ代わり始めています。
その中の一つである扁平足について触れて行きましょう。
扁平足とは?
扁平足とは、簡単に言うと足の裏がぺちゃんこに潰れている足のことで、本来あるはずのアーチが極端に低い足のことを指します。
もう少し細かく言うと、かかとから親指の付け根を結ぶ、内側の縦アーチが低い、足底が平らになった足のことです。

扁平足があると、足裏が痛くなったり、タコができやすくなったりと悪い影響を与えてしまう原因になります。
正常な足とはアーチが整っている足のことで、土踏まずが上がりアーチが保たれています。
扁平足と姿勢の関係
上記の通り、扁平足は足の裏のアーチが低下した状態であるため、立っている時に足全体が床にベターっと付いている状態になります。
そしてこれを後ろから見るとこんな感じです。
これは右足を後ろから見た写真ですが、内側のくるぶしが上にあがり、外側のくるぶしが下に下がっています。
それに対して、踵の骨は内側が下がり外側が上がっているのがわかりますね。
この、足のねじれが足だけでなくスネの骨、大腿骨、骨盤の順にどんどん崩れていくんです。
つまり、扁平足があると、膝が内側に入りやすいX脚やO脚を作り出してしまう原因にもなるんです。

また、扁平足があると、骨が時間をかけて押しつぶされ外反母趾になる原因にもなってしまいます。
外反母趾
扁平足の治し方、予防方法とは?
弱ってしまっている足底筋を鍛えるトレーニングがありますので紹介します。
タオルギャザーのやり方
〜用意するもの〜
①ハンドタオル
②500mlペットボトル
〜ポイント〜
・指の先だけでなく足裏全体を大きく使って行う。
・膝はなるべく90°になる椅子の高さで行う。
・足の裏が疲れるまで行う。
シューズにインソールを入れる
インソールはアーチを保つ役割があります。
扁平足で垂れ下がった土踏まずを強制的に支えてくれるので、長時間のウォーキングにも役にたつと思います。
しかし、これは対症療法でしかないので、根本的な足のアーチを作るタオルギャザーのようなトレーニングは並行して行いましょう。