脂肪をぎゅっと集めた時に出てくるセルライト。
写真のように、セルライトが肥大してしまうと、普通に立っているだけでも腿裏のセルライトが目立つ場合もあります。
これではスカートを履きたくても気になってしまいますよね。
今回はそのセルライトの落とし方について解説させていただきます。
この記事を読むと
①セルライトの仕組みを知ることができる
②セルライトを減らすために今やるべきことがわかる
セルライトができる仕組み
セルライトがない人の場合だと、身体の中にある酸素や栄養は毛細血管を通って脂肪細胞に運ばれます。
そして不必要な老廃物はリンパ管に流され、二酸化炭素やリンパ管に流れ切らなかった老廃物は毛細血管に流れていきます。
セルライトは脂肪細胞に老廃物が蓄積されてパンパンに膨れ上がった状態で、脂肪がたまりやすいお尻や腿裏に多く見られます。
皮下組織という限られた空間の中で脂肪細胞が肥大したり、密集することでそれが表皮に押し出されて、表皮にボコボコを作ってしまうんです。
なぜセルライトができるのか?
①代謝が悪い
②運動不足
③不規則な生活
④ホルモンバランスの乱れ
⑤喫煙
基本的に、食べ過ぎ、飲み過ぎなどの生活習慣の乱れによって体に余分なエネルギーが蓄えられます。
その余分なエネルギーが体にネガティブな変化をもたらしますので、規則正しい生活を送ることで自分の本来の体になり、正常化されていきます。

対処法
上記の通り、適正体重になったとしてもセルライトが残るパターンもありえます。
ですが、セルライトを少しでも少なくするためには、脂肪を落とすことが大切で、さらに筋肉をつけることで目立ちにくくなると言われています。
なので、セルライトを少なくするためには、
①健康的なダイエットをする
ーーー健康的なダイエットとは、しっかり食べ、しっかり動き、しっかり寝るという、生活習慣を整えることで体が適正の状態になるダイエットのことです。
健康的なダイエット方法のリンクを貼り付けておきます。
②筋トレをする
ーーー筋肉をつけることで基礎代謝が上がり、より脂肪燃焼を効率的にします。
筋肉量が少なければ血行不良やむくみの原因にもなるため必須です。
基本的に、大きくこの二つができれば大丈夫です。
筋トレは何をすればいいか
セルライトが多く見られる部位は、腿裏、お尻、腿前など特に脂肪がたまりやすい部分です。
そこを重点的に鍛えることができる筋トレ種目を紹介します。
スクワット(腿裏、お尻)
ポイント
脚の後ろ側(ハムストリングや臀筋)に効かせるために、腰を反らないように気をつけて、お尻をしっかり下までおろします。膝をしっかり外に向けて、前に出過ぎないようにしましょう。
反り腰の人は意識しても反っていることが多いので腰椎付近を丸めるくらいの意識で行うと写真のように腰がまっすぐになります。
ウエイトを大きくすれば、より早く筋肉がついていきます。
デッドリフト(腿裏、お尻)
ポイント
女性の場合はまず10kgくらいのバーベルを使い行いましょう。
膝を前に出しすぎず、脇の下をしめた状態で、スクワットと同様腰を反らないように注意してください。
まとめ
セルライトは医学的には体にとって有害ではなく、審美的に気にしているだけのものです。
適正体重の場合でもセルライトは見られることがありますが、脂肪のつきすぎはそれを発生させる可能性を増やします。
まずは規則正しい生活を送ることが1番の近道になるので、まずはしっかり睡眠時間を確保するなど、できることから整えていきましょう。
